鉄道模型LGBは楽しさいっぱい!をご紹介
LGBというのは「Lehmann Gross Bahn」の頭文字。レーマン社の大形鉄道模型というくらいの意味でしょうか?
庭園鉄道など屋外での運転を前提に作られた、丈夫で精巧な、ドイツ製の「汽車のおもちゃ」です。
しゃれたスーパーマーケット?などの動くディスプレイとして目にとめられた方も多いかと思います。
線路の幅は45mm、縮尺は22.5分の1ですから本物なら線路の幅が約1m。もともとはドイツの軽便鉄道をモデルにした製品です。
図体は大きいですが、どれも急カーブ(半径60cm)を通過するように設計されていますから、比較的狭い場所でも十分その迫力を楽しむことができます。
一般にはGゲージと呼ばれていて、様々なメーカーから製品が発売されています。縮尺も1/20〜1/29までいろいろあるようです。
アメリカなどでは庭園鉄道として大いに普及し、Garden Railwayという専門誌まであります。
最近は日本でも楽しむ人が増え、HPを公開されている方もたくさんいます。
LGBの線路は、MAXIのものよりも、枕木が大きく、線路自体の高さも高いです。
ただし線路幅は45mmで同一です。MAXIより、屋外用によりしっかり設計されている感じがします。
ポイントも機構の部分はきちんとカバーがかぶっていますし、レバーで切り替えてもカチンと瞬時に切り替わるのではなく、若干タイムラグがあってから、ゆっくりと切り替わります。
この点については本物の鉄道にそっくりです。ただなんとなくディテールは玩具調です。
枕木も角が丸く加工されているため、持ったときに手に優しいですし、レール同士の接続もMAXIよりもスムーズに行えるようです。
この点はメルクリンも今後の参考にして頂きたいなと思います。
では保線用ELの試験走行です。
コントローラーのつまみを回すと静かに走り出しました。LGBの車両ですから当たり前ですが、今回はフランジの接触などはありません。
次はE44です。逆にLGBの線路にMAXIの車両は走るのか?ということですね。
こちらは何の問題もありませんでした。ポイント等では、レールが一回り大きくなって安定したのか、MAXIのレールを走行しているときよりもガタつきがありません。
滑らかです。庭園鉄道を考えている人は線路は最初からLGBの方が良いかもしれませんね。
部屋の中で、2台の機関車を交互に走行させてみます。
大きな模型が走っているのは見ていても面白いですね。車両の種類が少ない点と、ギミックに凝ったモデルが少ないという点では、室内ではやはりHOの方がマッチするような気がします。
やはり大型模型は屋外でしょう。